私がここにカザフ料理の話を書いたことは一度もないのではないかと思います。なぜってあまり大きな
声では言えないんですが、あまり得意ではないからです。。。だって、カザフ料理ってとにかく肉肉しくて、
にんにくと油がきつくて、食べた後激しい胃痛に襲われたことも度々。食べるの大好きですし、かなり
大食いの方だと思うんですが、残念ながら相性があまりよろしくないようで。そんなこともあって、ここで
外食するというとローカルな食堂に行くことは殆どなく、どうしても外国人やお金持ちのカザフ人向けに
ある、日本のレストランと大して変わらないようなプライスゾーンのお店に行くことが多くなります。
そうすると、やはり「おいしいものをお得にいただいた!!」という満足感が得られないわけで。そういう
意味では、私にとってアルマティの外食事情は全然楽しいものではありません。本心では、ローカルな
安食堂でお得で楽しい一時を過ごしたりしたいんですよ、巡り会えていないから行けないだけで。
もちろん、まだ諦めていませんでした。
ウフフ、ついに見つけたんです。本当は誰にも教えたくないくらいの穴場です。(大げさですかね・・・)
ローカルと言っても、カザフ料理ではなく、ロシア料理のカフェなんですけどね。
アバイ通りとドスティック通りの交差点からアバイに入って、フルマノバ方面に進むこと少々。
店名はブリナヤ。外観は営業しているのかどうかも怪しい感じで初めて入る時は勇気が要りました。
名前の通り、あの「ブリヌィ」(ロシア版クレープ)が楽しめるお店なんです!ブリヌィと言えば、ここでの
私の大好物。甘くもしょっぱくも楽しめる、ロシアの家庭料理の一つです。はちみつとサワークリーム
(ロシア語ではスメタナ)を付けておやつにしたり、挽肉や鶏肉+クリームソースなどを巻いた食事系
と楽しみ方は無限大。生地はちょっともちっとしていたり、薄めだったり少し厚みがあったりと地方や家庭
によって個性があるようです。
一年ちょっと前にロシア通の友人に教えてもらって以来、ブリヌィ好きなことを公言しつつ、おいしいお店
があったら教えてと言って回ってきました。これまでのお気に入りは、ドスティック通りとシェフチェンコ
通りの交差点付近にあるカフェ、ビスクビットだったんですが、こちらはどちらかと言うと富裕層向けに
あるきれい目カフェなので、お値段もそれなり。加えてポーションが大き過ぎ一人や二人じゃなかなか
色々な種類を食べられないという欠点がありました。
それがこのブリナヤときたら、一応外国人(しょっちゅうカザフ人と間違われますが)の私にとっては
ドキドキするほどリーズナブル。お値段を気にせず色々試してみようという気になります。
手前は挽肉を炒めた具入り+サワークリーム。奥はコンデンスミルク添えです。
生地がふんわり、しかももちっとしていておいしいです。
左端にちょっと見えているのはロシア料理の定番、ボルシチです。店名はブリナヤですが、いわゆる
ロシア料理(ボルシチやサリャンカ、ビーフストロガノフやペリメニーなど)は大体あってそれも結構
楽しいポイントです。この三皿に大きなマグカップのミルクティー二杯で驚きの1,000KZT(約560円)。
雰囲気は学生食堂といった感じですし、食堂にありがちな換気の悪さで服が臭くなりますし、在留邦人
のみなさんには好みが分かれるところかと思いますが、陸路でカザフスタンを目指しているような、勇気
あるバックパッカーの方がもしこれを読んでくださっていたら、ぜひ行ってみてください!自信を持って
おすすめします。
それにしても、ブリナヤって「ブリナ屋」みたいで日本人にとっては語感がちょっとおもしろいですね。
最近のコメント