カテゴリー「カザフスタン(学ぶ)」の4件の記事

カザフスタン 大学事情 国立vs私立?!

昨年9月から通っていた、カザフ民族大学のロシア語講座が6月に終わってからというもの、旅行を

したり、日本へ帰ったりと楽しいことばかりしていたのですが、ようやく私の長い夏休みは終わり。

11月から今度は私立大学のキメップ(略称)に通うことにしました。

とはいえ、今度は週6日などのスパルタではなく、手始めに週2日の英語講座に行ってみることに。

この英語講座、通年開催されているようですが、1タームが6週間で区切られているので通いやすくて

いいですね。

週2回×6週間で23,000KZT(約12,650円)。一回あたり大体1,000円とリーズナブルです。

この国で英語を習うというのは、結構「なんでまた?!」なのかもしれませんし、お値段からして

ネイティブの先生ではなさそうですが、何でも試してみなくてはね、と思いまして。

まずは昨日、クラス分けのテストがあるということで、初めての登校。その前に、テスト代金1,000KZT

(約550円)を大学内の支払いセンターで払う必要があるとのことだったので、念のために一時間前に

行き、言われた場所に行くと、ちゃんとありました。

Kacca

Kaccaとは、ロシア語でレジという意味。英語のキャッシャーですね。似ている言葉もたまにあります。

左端に写っているのはこちらでよくあるタイプの領収書です。

カザフ民族大学では、何から何まで予定通りにいかずに振り回されることばかりだったので、今回も

かなり警戒していたのですが、キメップでは全てが驚く程スムーズに終了。

しかも大学内もすごくきれいでちゃんとしていて、トイレだって沢山あって清潔です。さらには、職員の

人も皆親切なんです(涙)。

ここでは、国立と私立ではこんなに違いがあるのでしょうか。驚きました。

手続きがあっという間に終わったので、テストまで時間が出来てしまったな、と思ったら町中にもある

チェーンのカフェをキャンパス内で発見。

Cafe

Tea

チキンサンドイッチと紅茶で650KZT(約360円)。カザフ民族大学の学食では、ハンバーガーと紅茶で

170KZT(約95円)だったことを思うと、こんなところにも格差が・・・?面白いですね。

Campus 静かなキャンパス。しかも・・・

No_smoking_2嬉しい禁煙。一方のカザフ民族大学

では、恐ろしい程汚いトイレで皆たばこを吸っていて、ライブハウス並みの煙たさだったというのに!

肝心のテストもちゃんと予定通りに始まりました。

センター試験のような四択で、これまたちゃんとしたもの。私が最後にTOEICを受けたのは2007年

だったか・・・久しぶりの文法は、は~どっちだったかな、の連続でした。

このテストの結果は月曜日に発表されるそう。

何事も予定通りに運ぶって本当に気持ちがいいですね。

ほんの一端ではありますが、この国でもこんなこと(=ちゃんとしてる!)があるんだな、とまた新しい

発見でした。

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ようやく

9月から大学に通い始めた私ですが、一番楽しみにしていたのは、「学生証」をもらうこと。

だってこれがあれば、国際学生証を作ることが出来るのです。つまり主にヨーロッパなどで学割が利くと

いうこと!この歳になって学生というのもどうかと思わなくもないですが、せっかくですからね。

9月にヨーロッパに行く時にも作る気満々で発行可能な代理店は確認済みだったのですが、一向に

もらえる気配がなく・・・2ヶ月経過。ようやく先週配布されました。いつものこととはいえ、本当に遅い。

Photo 表紙はこんな感じのカザフ色(国旗と同色)。

カザフ語(上)とロシア語(下)で学生証と書いてあります。

Photo_2

はい、開くと台紙に薄い紙が貼ってあるだけ。手作り感いっぱいの手書きで氏名と入学日が書いて

あります。なんでこれを作るのに2ヶ月もかかるのかしら。

日本では、10年前でもクレジットカードみたいな学生証で、図書館の出入口を通ったり、自動販売機

で各種証明書の発行が出来たりしたよなーとか、色々思い出しました。嘘みたいなおもちゃみたいな

学生証を前にすると、こういうところですごく「嗚呼・・・」って思うんですよね。他にも沢山あります、驚く

ボロボロの校舎や閉まらない教室の窓、凄まじいトイレ・・・伝わるでしょうか、「ハァ」って気持ち。

うまく言えませんが。すごく日本が素晴らしい国に思えて飛んで帰りたくなります。あの清潔さ、秩序。

ま、余裕がある時にはばかばかしいことも笑えるんですけどね。学生証の話に戻ると、きっと今の日本

ならICチップが入っていたりして、出席もそれで取ったりするんでしょうか。

私たちの時はまだ紙の出席カードで、回ってきた時に大量にもらいだめしておいて、「代返」し合ったり

しましたね。

こちらでは、授業は10人程度の少人数制なので、代返も何もいるかいないか一目瞭然。さらに、朝は

校舎の前に先生か事務員と思われる人が立っていて、5分以上遅刻すると学生証没収の憂き目に遭う

ことに・・・。厳しいです。みんな時間守らないのに、、、毎日学生証集めてばかりなのでは??何も没収

しなくても、他にもっと合理的な手段があるだろうに・・こんな風に非合理的なことが頻発するこの世界。

こんな学生証ですがもう一ついいことがあって、市バスに半額で乗れます。ただでさえ安い1回50KZT

(約30円)の半額、つまり15円。こうも安いと、たまには乗ってみようかなという気分になります。

ちなみにバスは、ヨーロッパや韓国等々でその役割を終えたオンボロバス、しかも改装なし。ドイツの

広告や路線図がそのまま貼ってあったりして、観察するのは結構楽しいです。

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夢と現実

夢のような二週間の旅はあっという間に駆け抜けていきました。今回はフィンランドのオーロラリゾート、

サーリセルカに行き、それからヘルシンキに行き、高速船でバルト三国の国エストニアのタリンに行き、

さらにデンマークのコペンハーゲンに行き、その後フランクフルトでの乗り継ぎの際に寄り道して1週間

ドイツ滞在。働くポチョムキン嬢をよそにベルリンまで足を延ばし、フランクに戻ってからは日本食材

店でお米を調達したり、国力に対して物価が安くお得感満点のデパートやDSでお買い物を楽しみつつ

(特にカールシュタットとカウフホーフの食器・鍋売り場は必見!いつも何かしらセールをしているそう)、

旅の最終章は二人で週末弾丸パリツアーへ!最後にフランクに戻ってからようやくアルマティに帰る

という移動つぐ移動。当初の第一目的が「フィンランドでオーロラを見ること(←しかし天候不良で

見られなかった)」であったことをすっかり忘れるほど。

とまあ書きたいことは山ほどあるのですが、夢から覚めたら私には現実が待っているわけで・・・。

月曜日の深夜2時過ぎに帰宅してちゃんと火曜日の朝8時半から授業に行っています。受験生以来の

一日6時間ガリ勉の日々。しかし、たまにふと「何のためにこんなに勉強しているんだろう?これが一体、

日常生活を楽しくする以外に何の役に立つのだろう?」と疑問がむくむくと。何事も出来ないより出来た

がいいんだってことはわかります。しかしこの道、あまりに険しすぎるのでは。今のところ、話せる

ようになる自分が全然想像出来ません。最後にちょっとだけ夢の世界の続きをどうぞ↓

Photo サーリセルカの森で見つけた絵に描いたようなきのこ。

Photo_3エストニアの郵便局のかわいいドア。

Photo_4

デンマークと言えば王室。そこかしこにクラウンのマークがあります。

Ac

さらにこちらは、王室御用達の紅茶店A.Cパークス。デンマークの驚くような物価の高さに反してお茶は

とても安くて、しかもすごくおいしい。ロゴもすごくシックですてきです。山のように買ってしまいましたが、

特にルイボスティーのチャイブレンドは自分で淹れたとは思えないほどおいしくてびっくり。代官山の

eau cafeのチャイみたい。ルイボスなのに全然くせがなくて、溢れるスパイスの香り!!コペンハーゲン

のストロイエにあるデパート、イルムスの角を曲がって二つめの角を右折したところにあります。

Ddr

↑ベルリンのDDR(東ドイツ)ミュージアム。ベルリンと言えばお買い物、私もポチョムキン嬢の宝物、

FIGAROベルリン特集のエッセンスを詰め込んだスペシャルマップを握り締め、一日中練り歩いたわけ

ですが、お買い物ホリックの方もここDDRミュージアムだけは必ず行きましょう!共産主義時代の生活

手に取るようにわかり本当に楽しめます。

それではみなさん、次はいつお会い出来るかしら・・・。ドイツ語ガリ勉と化しているポチョムキン嬢、

あの弾丸パリツアーの勢いで共ににがんばりましょう!

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新学期

今日から9月。カザフスタンでは9月が新学年の始まりなので日本で言うところの4月1日のような

フレッシュな一日です。私も、一部の方々には宣言している通り、今日から大学に行って本気で

ロシア語を勉強するつもり・・・ではあるんですけども。いやあ先月からこの入学手続きにはかなり

てこずっていて、たくさんの方のお力をお借りしつつ無事に入学提出書類が揃い手続き完了と思った

ところで言われたのは、

「次は8月28日の朝9時集合。クラス分けのテストをします」

迎えた28日、言われた通りに行くと何の説明もないまま1時間以上待たされた挙句、

「今日は試験なんてありません。9月1日の朝9時集合!」(こないだの発言はなんだったの。しかも

申し訳なさそうな態度は一切なし。もちろんごめんなさいなんて言いません。むしろすごく偉そう。)

そして迎えた今日朝9時。

はい、今日も何もありませんでした。

これまで規律や約束を遵守して生きてきた私にとっては、かなり「はぁ???」の事態でもうイライラして

イライラして。どうにかなりそうですが、ここまでくるとちょっと笑えてきます。

このいい加減さについては、去年同じ講座に通っていた某商社マンから聞いてはいたんですが、

ここまでだったとは・・・。全く合理性のかけらもないこの1週間の成り行きにこの国の現状の一端を見た

思いです。ほんと、この国で仕事をするって大変なんだろうなぁと初めてうちの夫の気持ちも

分かったような気がしました。彼は、日本人は彼のみという環境で100人以上のカザフ人(または

人種的にはロシア人)に囲まれて働いているわけで・・いや、でも日本にいた時よりも楽しげに仕事を

しているように見えるので彼には合っているんでしょうか。ことあるごとに問題に発展しそうな

この適当さと、非があっても絶対に謝らないという信じられない態度に耐えている・・・

まあこれからもその調子で元気に頑張って欲しいと切に願っているところです。

実体験して初めて分かる人の気持ち。大事です。

そんなわけで、一体いつから授業が始まるのかは全然分かりませんが、次回の召集は

「明日の朝11時」です。さて何が起こるのでしょうか。

最後にこの、大学に通う、というのは実際には大学で行われている、「外国人向けの1年間の語学講座」

に通う、というもの。国立大学のカザフ民族大学を始めいくつかの私立の外語大学にもあるようですが、

私はカザフの東大であるらしく、評判の良かったカザフ民族大学を選びました。

学費は1年間、朝8時半~13時まで週6日で35万KZT(約23万円)。会社に行くよりも早い朝8時半

スタートはもちろんのこと、週6日というのが私にとってはかなりネックで他の大学にしようかと思った

のですが、土曜日はカザフ語の授業だと聞いたので休むつもり。さすがにそんなキャパはない

ですし、学んだところで役立つシーンが少なすぎる。しかも響きがなんというか全然きれいじゃなくて

この言葉が話せたらいいなと思う動機が見つかりません。

カザフでは公用語はロシア語、国家語がカザフ語。稀に都市部の人でロシア語しか話せなかったり、

また逆も然りということはあるようですが、私が習得したいのはロシア語だけですもん。

ロシア語って、歌のように美しいすてきな言語。こんな言葉が話せたらすてき!って思うので

だから私、頑張ります。密かに憧れていた、「公衆の面前での内緒話」もしたいですし。この1年間、

殆ど頭を使わずに生きていたのでどこまで頭脳が持つか未知数ではありますが、何か得て帰りたい

という気持ちもあるので約10年振りに勉強脳をフル稼働させる予定。何と言っても、日本人(=日本語

を母国語とする人)が学ぶ外国語難易度ランキングで最高レベルに位置するロシア語。確かに本当に

複雑で難しいです。周囲からは「会社からのプレッシャーもないのに、習得するのは相当根性いるよ」

言われていますが。根性・・・。

他にやることもないですし、今の私にはもってこいだと思うのです。

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